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2009年 09月 26日
以前、ブログでも書いた発酵道の寺田本家。
ここのお酒が飲みたくて、「日本酒利き酒の会」を、ぜひしようと皆と言っていた。 第一弾は、Waccaの錦海寮で、既にとりおこなわれていて、 皆が感動と絶賛をする中、私は、飲み損なっていたので、 「ぜひ、家でも!」と、計画を練っていた。 その日に選んだのは、2009年9月26日(土)の前夜。 中心で盛り上がっていた、パン焼き発酵人よっしーは、実家の高知から新鮮なかつおのたたきを取り寄せ、あやちゃんは、寺田本家の酒粕玄米で、ドリアをつくり、けいちゃんは、おからで作ったかわいいコロッケを用意してくれ、純子さんは、採れたての栗で、栗ご飯を差し入れしてくれた。 そして、私は、頂いていたイノシシを鍋で披露できる時が来た。 おいしいお酒と料理で、嬉しく、楽しい発酵の場ができ、 みんなが、まあるく、にこにこ、の楽しい波動のエネルギーがパワー全開。 そして、きっと、そんなときに、まるで約束をしていたかのように、新しい命が、「私も仲間に入れて!」と言わんばかりに、やってきた。 Waccaのちひろは、数日後の満月に向けて、臨月を迎えており、この寺田本家の日本酒の会にももちろん、参加していた。 お腹も、心も、みんなも、すべてが発酵の期を熟しているとき、 その時がやってきた。 お姉ちゃんになるわっかが生まれたときに、自宅出産で立ち会ったのが、約3年前。 今度は、家族だけのプライベート出産になる予定だった。 そんな日が、今度は、わが家で繰り広がれると誰が想像していただろうか。 一番、びっくりしたのは、私だ。 でも、それは、きっちりと、選んでやってくるその時、その場、その瞬間。 その生命の法則に従っていると、ここまでドラマティックでダイナミックな展開を見せてくれることに、なんだかココロがざわざわとした。 確実に何かの意思が働いた、今日という誕生の一日。 すべては、仕組まれていたとしか言いようがない。 泊りがけで飲む気でいる彼らの、布団を用意し、お風呂を洗い、とても食べ切れる量ではない作りすぎの料理に、 「今日は、クリスマスかお正月?」 なんて、言いながら、 「いえいえ、それは、私の誕生日。」とほくそ笑んでいたのは、何を隠そう新しく生まれてくるまだ見ぬ赤ちゃん。 ここで産むと決めたちひろのお産は、本当に見事だった。 そして、新しい命を、この場で受け止めた仲間は、全員が産婆さんとなり、静かで、優しく、愛に満ち溢れていた。 そして、その瞬間が来たのは、すっかり夜が明けた、6時50分。 あっぱれ、としか言いようがない。 めでたい、としか言いようがない。 ありがとう、としか言いようがない。
by nii-yan
| 2009-09-26 15:50
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