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2009年 05月 25日
行ってきました。 「ミツル・カメリアーノ絵画展と絵本石けんの店宇吉堂出張販売」 12年住んでいた岡山牛窓から、金沢に移り住んで3年。 それから、初の岡山個展。 カメさんと、うきこさんに会ってきました。 二人とも、変わらず、パワー炸裂で、懐かしくて、なんかうれしかったなあ。 なにがそんなにうれしかったんだろう? う~ん。 いまさらながら、お二人の偉大さに気付いたのでした。 カメさんの絵も素敵だった。 たくさんの作品の数々。 有名どころの作品では、自然食料理の本「わらの本」に野菜の絵が、挿絵で登場しています。 他にも、道ばたの草花。鉢植えの花。樹木。「木のある風景/気になる風景」「牛窓の風・景」「金澤の光・景」など自分が住む町の気になる風景。ロックやアフリカ音楽などのコンサートに出かけてその時その場で描く「ライブ・ドキュメント」。人間画。衝動的に描く肖像画「しょうどうが」など多彩な数々。 どれもやさしくて、色彩豊かで、光を感じさせてくれる絵ばかりです。 うきこさんとこの宇吉堂の本も、たくさん並んでました。 まるでプチお引越し。 ボヘミヤンのお二人には、こんなこと、なんてことはないのかなあ。 私の好きなジャンルばかりの本が並んでました。 カメさん、金沢に移り住んで2年間落ち込みの後、チャリで溝に落ちた大怪我で、 憑き物が落ちたように元気になった話。 5月に岡山で個展が大ブレークしてるぞ宣言の「予言メモ」が現実になったこと。 100人近くの人たちが来て、大忙しだったこと。 酒大好き、飲みながらうれしそう、カメさん。 そこにすかさず、するどい突っ込みのうきこさん。 切れ味は、全然衰えてまへん。 こんな人たち、どこ探してもいない・・。 そんな天然記念物なみな二人に、また再び会えてうれしかったんだあ。 と同時に、昔私が見えていなかったものが、お二人に会って再び垣間見えたのでした。 それは、何って? う~ん、言葉では、とても言い尽くせない。 喜びも、つらさも、楽しさも、苦しさも、なんかごちゃまぜになった感じ。 前からそうだったんだけど、二人のあまりの強烈な個性に、かき消されてた。 日々の暮らし。そこからアートが生まれる。光が見える。笑いがある。喜びがある。 アーティストって、ふたとおりあるんだよね。 その瞬間を切り取るライブな人と、心にしっかり刻むように軌跡を残す人。 カメさんは、どっちだろう。 絵描きだから、後者かな? いや、そのどちらでもなく、ごちゃ混ぜな人。 本人いわく、「もう過去には生きないで、未来を生きるぞ」なんて言ってるらしいけど、 そのどちらでもなく、「今の人」。 わたくし、最近ばっさり髪を切ったこともあって、気分一新、 カメさんの描く衝動的な15分肖像画「しょうどうが」(上の写真) 描いてもらいました。 外野の連中が、似てないだの、眉が違うだの、いまいちだの、うるさいのなんのって(笑) 上に、NIIにちなんでか、「Bee's Knees」って書いてある・・・。 「蜂のひざ?? なあに、それ?」 俗語で、「いいこと、楽しいことあるよ、ってことだよ。」 帰って辞書で調べたら、「とびきり上等なもの(人)。」って、書いてた。 いかすじゃん、カメさん。 あたしのサブネームにするよ。(笑) ありがとう! PS. どらちゃん、えっちゃん、お疲れでした。そして、ごちそうさま。 ママンにもよろしく。とっても素敵なアトリエでした。
by nii-yan
| 2009-05-25 18:48
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